簿記3級試験合格は難しいの?
はい、どうもー!!Tonyです!
さて、本日は日商簿記3級試験の難易度についてお話しします。
簿記3級の試験は、よく大学生の間では
「簡単だよー」
「1週間ぐらい勉強すれば合格できるよー」
みたいなことがよく言われます。
実際のところどうなのか、公認会計士の私が、実体験踏まえて解説します!!
難しいというより、取っ付きにくい
日商簿記3級が難しい訳ではないです。
後述しますが、合格率から難易度が高くないことは、明らかです。
でも、どこか取っ付きにくい部分はあります。
今まで、高校の教育などで学習する部分とは違い、
「実学」ですので、社会で経理実務をやってない人には取っ付きにくいのは当然です。
さらに簿記に関する基礎的な理解を怠って学習を進める方が多いと感じます。
基礎的な理解をしっかり済ませてから、本格的に資格試験の学習を始めれば、
日商簿記3級の合格は易しいと思います。
合格率について
過去2年間ぐらいの合格率についてですが、
40%〜50%で推移しております。
10万人ぐらいが受験して、4〜5万人が合格する試験です。
詳細の合格率は以下を参照ください。
どうでしょうか?
これだけ聞くと難しくなさそうですよね?
難しくないです!!
簿記の概念の理解が重要!!
ただ前述しましたが、簿記は取っ付きにくいので、最初の理解がとても重要なのです。
この簿記の概念的な最初の理解がある人だけに限定すれば、
きっと合格率は7割を超えるはずです。
とにかく最初が取っ付きにくいんですよ。
借方?貸方?
資産?負債?費用?収益?純資産?
これをちゃんと理解すれば、あとは簡単なテキストと過去問を数回こなせば、
充分に合格可能です。
学習期間
実際の学習期間は2週間が妥当だと思います。
下記の勉強スケジュールでいかがでしょうか?
- 概念理解(簿記テキストの最初の数十ペーシ):3日
- 簿記のテキスト(残りのページ):3日
- 過去問演習:5日(1日1問)
特に重要なのは、概念理解と過去問演習です。
結論、簿記3級は難しくない!
みなさん、いかがでしたでしょうか?
前述した学習期間を経れば決して難しい試験ではないですね。
しかもその割には簿記/経理の基礎が理解できた状態になりますので、
就職には有利なのかと思います。(というか実務で有利)
こちらの記事を読んで、少しでも、簿記検定の資格に興味を持った人がいれば嬉しいです。
近いうちに簿記の勉強方法についても、記載していきますね。
では、また!!!
Best regards,
Tony