Tonyblog

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公認会計士が日商簿記3級の過去問(第152回)を解いてみた!

公認会計士が日商簿記3級の過去問(第152回)を解いてみた!

はい、どうもー!!Tonyです!

 

さて、本日も日商簿記検定3級の過去問題を解いてみたので、

私の得点と問題の講評について記載しようと思います。

 

日商簿記3級は過去問題の演習がとても重要です。

(独学者にとっては特に)

 

満点を取れなくても合格出来ますので、

取るべき問題、間違っても仕方ない問題にわけて解説します!

 

さて、本日も会計士の僕が問題を解いてみましたので点数も公表しますよ!!!

(恥ずかしいですが)

 

使用した教材は本日もこちらです。

TACの過去問は解説もわかりやすくていいですね。


合格するための過去問題集 日商簿記3級 '20年2月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

 

日商簿記3級第152回の合格率

  • 受験者数:72,435人
  • 合格者数:40,624人
  • 合格率:56.1%

合格率は56%ですね。

例年通りなのではないでしょうか。

問題の出題形式

大問ごとの出題形式は以下です。

形式自体は新しいものはないので、一般的な問題ですね。

  1. 仕訳問題
  2. 補助簿
  3. 残高試算表
  4. 伝票会計
  5. 財務諸表の作成

それでは、各問題について講評について記載していきます。 

1.仕訳問題

こちらは易しい基本的な問題だったのではないでしょうか。

基本的に第一問はどんな時ても全問正解を目指して、

最低でも4問は正解することが必要です。

 

今回は全問正解を狙いたいですね。

 

 

租税公課(固定資産税)の問題は153回でも出題されています。

租税公課は取引、仕訳自体は簡単ですので、間違えている方はテキストに戻り

確実に抑えるようにしましょう。

 

固定資産の取得の問題も153回で出題されています。

こちらも、論点としては「取得原価に含まれるか」が問われているので、

そこを意識してテキストに戻り、理解しましょう。 

2.補助簿(固定資産の売却)

 

取引ごとに使用される補助簿を解答する問題でした。

ここはそこまで頑張って復習する必要はないかもしれないです。

 

完璧に理解していれば難しくないと思いますが、

再度同様の問題が出題される可能性は高くないと思いますので、

他の問題の復習に時間を充てた方が費用対効果は高いです。

 

ただし、土地の売却の問題は正解出来なかった方はしっかりとテキストに戻り

復習しましょう!!

固定資産取引は重要ですよ!(難しくないけど頻出) 

3.残高試算表

第3問は残高試算表です。

これも易しめの問題ですね。

 

153回と比較して集計数も少ないので、易しめだと感じました。

 

慣れてきた人は仕訳1つずつ書くのではなく、

勘定から直接加減算していくのが効率的かもしれません。

(これは上級者だけです) 

 

この問題は満点を目指して復習を進めてください!

4.伝票会計

今回の伝票会計は良問だと思います。

 

伝票会計について、理解しきれていない人はテキストに振り返った後、

この問題で満点取れるようにしましょね。

 

伝票会計はよく出ます。

5.財務諸表(貸借対照表/損益計算書)の作成

今回の第5問は少し難易度が高かったかもしれないです。

他の大問が易しかったので、この問題の難易度を高く作問してきましたね。

 

財務諸表の理解はみなさん、よろしいでしょうか?

精算表ばかり出ると思って、財務諸表についても理解しないと少し面食らいますよね。

 

でも、仕訳切って、残高試算表から計算していくことには変わりないので、

過去問を解いて慣れてくださいね。

 

消費税の処理についてはこの問題で復習をしましょうね。

 

あと、第5問は確実に下記の会計処理が出題されますので絶対抑えましょう。

  • 減価償却費
  • 売上原価

今回のTonyの点数は??

さて、みなさんいかがでしたでしょうか?

簿記検定は過去問題の演習が必須ですので、2、3年分がこなしましょうね。

 

さて、今回の僕の点数は・・・

 

81点!!!

 

153回よりは2点あがりました^_^

 

すいません、これでも、会計士です・・・

恥ずかしいですね。。

 

まだまだ問題に慣れる必要があるなと感じました。

 

このシリーズで簿記2級も問題解こうと思ってるけど大丈夫かな?

 

ちょっと不安になってきましたが、

みなさんはとにかく過去問演習を頑張ってくださいね!

 

ということで、会計士が過去問を解いてみたシリーズを

今後もよろしくお願いします!!

 

それでは、また!! 

 

Best regards,

Tony